事業案内 生産工程用循環脱油浄化システム スーパークリーン Oil Machinery Division
その秘訣は、特殊な粗粒化エレメントにあります。これまでの「吸収・ろ過」方式とは全く違い、
集油→分離→粗粒化→浄化→分離→浄化粗大化→自動排油
の一貫システムによって、1μから10μの微細分散油までも効果的に脱油します。本システムにより、環境対策のための脱油はもちろん、生産工程で大量使用される界面活性剤入り脱脂液から脱油をし、大幅な改善、経済メリットをもたらします。
- 水溶性切削液等の異種混入油の脱油
- メッキ、塗装等の前処理脱脂液の脱油
- 金属部品類の洗浄液の脱油
- 焼入、圧延等含油液の脱油
- 各種冷却水等含油液の脱油
- 排水への油分流出防止クローズド化
- 脱脂液の持込み油分を除去して脱脂液の劣化防止し加工製品の不良発生防止。薬剤の活性劣化抑止
- 水切れ時間を1/5~1/7に短縮(汚染液との対比)し、次工程槽の汚染をも防止
- 焼入工程中の液等の浮上油回収
- 回収油分の活用
- 原液の油分を低濃度に維持し排水への油分の流出を防止して公害対策の一環とする
型式 | 処理量㎥/h(ℓ/min) | 空重量(kg) | 奥行mm | 幅mm | 高さmm |
---|---|---|---|---|---|
5 | 0.60(10) | 200 | 800 | 1,200 | 1,600 |
8 | 1.00(16) | 250 | 850 | 1,300 | 1,600 |
10 | 1.20(20) | 350 | 850 | 1,400 | 1,850 |
15 | 1.80(30) | 550 | 1,000 | 1,700 | 1,860 |
※その他御要望に応じた大型油水分離器も設計製作いたしますので御用命ください。
※標準タイプは屋内仕様です。
親油部の繊維(斜めの太い部分)に油粒が着床、
粗粒化されているところの顕微鏡写真です。
特殊エレメントは、親油性と撥油性の繊維を交互に編み、円筒状に、丸めた形になっています。この中に含油液が入ると、次第に粗粒化します。 しかも、含油液の流入・排出方向を自動的に切り替えるメカニズムを採用し、エレメントの目づまりを効率よく防いでいます。
混入油の粒径別分布状態
原液槽の中にある混入油の粒径別分布状態の写真です。液の新鮮さを常に保つためには「微細分散油」の油分を「とる」ことが必要です。